中華民国対外貿易発展協会はアメリカ東部時間の12日から、アメリカ・ワシントンで初めての台湾エキスポを開催します。蕭美琴・駐米代表は11日、ワシントンにある古跡、ツインオークス(Twin Oaks)に、陳建仁・前副総統、経済部(日本の経産省に相当)の王美花・部長、対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の黃志芳・董事長ら、来賓や出展者を招待し、宴席をもうけました。
蕭美琴・駐米代表は挨拶の際、台湾エキスポが初めて北米で開催される。台湾産業の実力を紹介する展示会だ。ワシントンはアメリカにおける政策の中心であり、商業の中心ではないが、台湾の企業や産業が活力をアピールするには政策的な支援も必要であると語りました。そして、就任以降、台湾とアメリカの経済関係の深化を推し進めるために努力し続けてきた。また台湾とアメリカのパートナーシップの繁栄対話を行うなど、実りある成果を上げている。さらには、経済部、対外貿易発展協会が引き続き台湾の産業をリードしてアメリカと対話し、台湾の優れた姿を見せつけるのも全て一歩一歩、台湾とアメリカの経済の強靭性を促す重要な力となっていると紹介しました。
蕭美琴・駐米代表は、今、世界は、ロシアによるウクライナ侵攻、政治戦略による環境の変化、サプライチェーンの再構築など、多くの課題に直面している。しかし、それゆえ、より多くの国が台湾のことに気が付いた。これはチャレンジであり、チャンスでもある。アメリカ各界も、台湾は信頼できるパートナーであるという共通認識であり、先日アメリカ議会で行われた台湾とアメリカの経済関係に関する公聴会でも党派を問わず台湾を支持する議員がいた。これは簡単な事ではないと述べました。
蕭美琴・駐米代表は、「公聴会に参加した学者から聞いた話では、議会でこのように党派を超えて支持の声が上がるというのはとても珍しいことだとか。中でも台湾との貿易関係のさらなる発展に対し、これほどに高い支持を得ることができたのは、とても簡単な事ではない。私は台湾の全ての国民、働いている人々、台湾の産官学といった、我々の産業界のみんなが共に努力してなし得た結果だと確信している」と語りました。
経済部の王美花・部長は、今日、アメリカのシンクタンクである、戦略国際問題研究所(CSIS)の招きで基調講演を行った際、みんな半導体サプライチェーンの安全についてとても注目していたと説明。台湾は西太平洋の最も重要な第一列島で、もし台湾が封鎖されることになれば、日本、韓国、中国の全てに影響が及ぶ。また一方で、台湾は半導体を中国に輸出しており、ノートパソコン、スマートフォンへと組み立てられ、世界中へと販売されている。もし台湾の半導体が生産できなくなったら、「中国経済に大きな影響が出るのでは?」とし、理性的な指導者であればこの問題を考える必要があると述べました。
王・部長は、台湾海峡の平和と安定を確保することは、世界にとって非常に重要な議題であると語り、台湾のハイテク製品は台湾の繁栄だけでなく、アメリカの繁栄、中国の繁栄、そして世界の繁栄でもあると話しました。
(編集:中野理絵/王淑卿)