双十国慶節祝賀セレモニーが10日行われた。今年の祝賀セレモニーのパフォーマンスは注目ポイントが多く、国産の新型訓練機「勇鷹(ブレイブイーグル)」が初めて双十国慶節祝賀セレモニーに登場したほか、初めて3か所を中継でつないでの国歌斉唱、そして世界的に高い評価を受けている“オレンジの悪魔”こと日本の京都橘高校吹奏楽部によるパフォーマンスが行われ多くの人を魅了した。
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民国111年(2022年)の双十国慶節祝賀セレモニーが10月10日、小雨が降る中行われました。
まずは台湾人として初めてアメリカのグラミー賞で受賞した「八歌浪Pakelang」が、アメリカ・ウィリアムズポートで行われたリトルリーグ・ワールドシリーズでチャンピオンに輝いた福林國小(福林小学校)の少年野球チームと共にオープニングの演出を行い、続いて国軍三軍の音楽隊と儀仗隊が登場、9つの隊列の変化を見せたほか、さらには初めて難易度の高い「左手でのライフル旋回」に挑戦しました。
また、台南の武陣、台北第一女子高の音楽隊・儀仗隊・カラーガード隊も素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
そして、会場が盛り上がった後、初めて双十国慶節祝賀セレモニーに登場した国産の新型訓練機「勇鷹」と2機のF-5型戦闘機が編隊を組んで登場しました。
今年の国歌斉唱は、7名の陸、海、空軍、海岸巡防署の代表と、離島・馬祖の児童合唱団」が共に歌い、さらには初めて、台北と、連江県東引郷の軍民代表、そして台湾南部・高雄市の左營軍港の将校と兵士が歌う姿の3か所を中継でつなぎ、今年のテーマ「守土衛國 你我同行(国土と国家を守る、あなたも私も)」に呼応しました。
また同時に、国軍のCH-47SDチヌーク輸送ヘリコプターが巨大な国旗を吊り下げ、2機のUH-60Mブラックホークヘリコプターに護衛されながら、ゆっくりと主席台の上空を通過。はためく国旗と共に国家の歌声が響き、国民の一体感を表していました。
今年はおよそ2000人の華僑が台湾に戻り、双十国慶節祝賀式典に参加していました。遠くはドイツから台湾に帰ってきた王さんは、これまでほぼ毎年、双十国慶節のセレモニーに参加していたものの、新型コロナの影響でこの2年以上帰っていなかった。今回はとても楽しくリラックスできたと語っていました。
王さんは、「とてもリラックスしている。何しろ長い間、退屈な時間を過ごしてきて、やっと自分の国に帰ることができたのだから。素晴らしい。中華民国台湾111年、おめでとう」と語りました。
今年の双十国慶節は111名の国立実験合唱団、台北教育大学合唱団の団員が、初めて国軍模範音楽鼓笛隊と共に歌手・謝宇威の客家語の曲「大家行共路(みな同じ道)」を歌い上げました。
蔡英文・総統は挨拶の中で、今年の双十国慶節の雰囲気は2年前とは大きく違っている。あと3日で国境が開放となる。これは、台湾は新型コロナの暗闇から抜け出し、正常な生活へと邁進していくことを意味している。新型コロナは台湾の強靭性を世界に示し、台湾をより良い国家へと押し上げていると語りました。
蔡・総統:「強い勇気と自信をもって世界の舞台に立ち、台湾が世界の台湾になるよう、そして世界により良い台湾を与えよう。中華民国頑張れ!台湾頑張れ!」
蔡・総統の挨拶の後、メインパフォーマンスが登場。
まずは陸軍航空特戦指揮部の5機のAH-64EアパッチヘリコプターがV字フォーメーションを組んで総統府の上空を通過。
続いて、世界的にも人気が高く、数えきれないほどの賞を獲得している“オレンジの悪魔”こと、日本の京都橘高校吹奏楽部の生徒たちが若々しくエネルギッシュな、そして整ったパフォーマンスを披露し、会場を虜にすると、日本の超党派議員による日華議員懇談会と、立法院の台日交流聯誼会によるパレード隊が続いて登場し、台湾と日本の50年に渡る友情を祝いました。
この他、台湾ストリートダンス文化推進協会と、曉明女子中学のブラスバンドが初めて共演。
フィナーレは空軍の曲芸飛行部隊が、青、白、赤の3色のスモークで空を彩り、双十国慶節祝賀セレモニーを完璧に締めくくりました。
(編集:中野理絵/王淑卿)