ドイツ議会における親台湾派議員グループのクラウス=ペーター・ウィルシュ代表が、超党派議員5名と親台湾派議員グループの副代表を合わせて一行7名を率いて、2日から6日まで台湾を訪問しています。
蔡英文・総統は3日午前、総統府で一行の表敬訪問を受けました。
蔡・総統はあいさつの中で、まず心からの歓迎の意を表しました。そして、ドイツ議会親台湾派議員グループは台湾を強く支持する重要な存在だと称えました。
蔡・総統によりますと、今年、ドイツ議会は初めて、WHO(世界保健機関)の年次総会である世界保健総会(WHA)への台湾のオブザーバー参加を支持する決議案を採択すると共に、125名の超党派議員が、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長に連名書簡を出し、台湾支持を表明しました。100名以上のドイツ議会の議員による署名はここ数年で初めてだということです。
また、中国による軍事演習の期間、ドイツは今年のG7(主要7カ国)の議長国としてすぐにG7外相声明を発表。改めて、台湾海峡の平和維持の重要性を強く表明しました。
蔡・総統は、ドイツの台湾に対する堅固な支持に対し、台湾の国民を代表し深く感謝すると述べました。
蔡・総統は、台湾とドイツは、民主主義と自由の価値を共有する重要なパートナーであるだけではなく、各分野においても深い協力関係にあると強調しました。そして、双方が引き続き協力を強化し、共同で重要な価値を実現することを期待していると述べました。
蔡・総統は「昨今世界情勢は大きく変化しており、我々は依然として、気候変動や権威主義の拡大などの問題に直面している。だからこそ、全ての民主主義国家が団結し協力して、民主主義と自由の価値の堅固な防衛線を守るべきだ。台湾はドイツと引き続き各分野における協力を深化させ、共同で正義、平和、エコロジカル・サスティナビリティなど重要な価値を実現できるよう期待する」と述べました。
ウィルシュ代表は挨拶で、ドイツ議会は、台湾とドイツの協力交流、特に外交関係を強化することを非常に重要視している。ドイツ議会は、今後もさまざまな文書や会合で、台湾が武力の脅威にさらされた場合、ドイツは台湾を支援するために立ち上がることを表明するとしています。