国境はまだ開放されていないが、ホテル業者は既に海外の旅行客からの予約が倍の成長を見せている。しかし、コロナ禍に見舞われた2年以上の間に、多くのホテルのスタッフが離れてしまった。業界では、新型コロナの流行が落ち着いてくるにつれ、関連する実習や人材を徐々に戻し、すでに台湾を訪れる外国人旅行客を迎える準備が整っているとしている。
*****
国境が10月中旬に開放されます。
26日月曜日の朝、外交部領事事務局には多くの人が詰めかけていました。
長い間取り出していなかったパスポートを引っ張り出し、関係資料と証明書を準備して、海外出発まであと少しです。
パスポートの申請に来た丁さん:「うれしい。(パスポートを取り出すときちょっと見つからなかった?)ええ、だって随分と海外に行っていないから」
パスポートの申請に来た楊さん:「旧正月に子供を連れて出かけようと思っているの。(人が多いのは)想定内ね。だってみんなずっと我慢していたんだもの」
外交部領事事務局の統計によりますと、昨年1年間で発行されたパスポートの数は全部で23万件でしたが、今年(2022年)は現在までにすでに36万件発行されています。
8月は1か月で6万8000件を超えていて、領事局は、これは新型コロナの発生以降、最も多いとしています。
外交部領事局の陳尚友・副局長:「先週金曜日でいうと、外交部領事事務局に加え、他の全ての関連オフィスの処理分を含めて合計でおよそ3,600件あった。この量はおそらくどんどん増えていく」
あと半月で国境が開放されるということで、ホテル業者も手ぐすねを引いて待っています。戻ってくる外国人旅行者を迎えるために準備を進めています。
部屋のブッキング数だけでも2倍に増えていて、特に10月中旬以降から来年の旧正月にかけての問合せが最高になっています。
ただ、コロナ禍に見舞われた間にホテルのスタッフは減少しており、これだけ増えている予約に対応できるのでしょうか。
ホテルのマーケティング広報部の吳佳穎・部長:「ホテルには元々、教育協力の実習生がいたが、新型コロナが心配され、人数を減らしたり一時停止したりしていた。最近では少しずつだが以前の実習計画を再開していて、各部門合わせると100から200人の実習生が(帰ってきた)」
新型コロナという暗闇から、業者は全力で人員の補充をし、準備を整えています。
(編集:中野理絵/王淑卿)