蔡英文・総統は21日、台湾東部にある国軍の花東防衛指揮部南美崙基地を視察し、国軍に災害指揮系統との高いレベルでの連携を維持し、引き続き動員の力を確保し、防災・救助活動へいつでも出動できるよう指示するとともに、自身の安全に注意するよう警戒を呼びかけました。
蔡・総統は午前、国家安全会議の顧立雄・秘書長、国防部の邱國正・部長、国家安全会議の陳文政・副秘書長、陸軍の徐衍璞・司令、鄭榮豐・副参謀総長執行官、陳建義・第二作戦区司令官らに伴われ、花東防衛指揮部南美崙基地へ向かい、国軍が支援を行っている918地震の災害救済活動の報告を受けました。
蔡・総統は挨拶の際、先週末、台東県の關山および池上でそれぞれ発生した地震と、さらに大小の余震により、台湾各地から続々と災害状況が伝わってきているが、特に花蓮と台東エリアの被災情報が多いと語り、地震発生後、国防部と第二作戦区は第一級対応センターを開設しただけでなく、兵力と各種の装備を派遣し、花蓮県玉里に指揮所を設置した。この間、国軍と地方自治体が緊密に連携して、全力で救助活動を行い、国軍の「戦時の戦闘能力と、平時の災害救助能力」の有効性を実証したと語りました。
また、蔡・総統は、災害支援をしている国軍の兵士たちに、共に市民の生命と財産と安全を守り、安心感を与えてくれたことに感謝を述べました。
蔡・総統は、国軍は2つのやらなければならないことがある。一つは、防災・救援活動。国軍には災害指揮系統と高いレベルで連絡を取り合い、動員を確保し、いつでも防災・救助活動へ出動できるようにすること。
二つ目は、余震は比較的落ち着いてきているが、決して気を抜いてはならない。防災・救援活動に携わる人々は、くれぐれも自身の安全に注意してほしいと語りました。
そして最後に、蔡・総統は、全ての人々に感謝を表し、国軍の労をねぎらうため陣中見舞い金も出しました。
(編集:中野理絵/王淑卿)