18日午後に発生したM6.8の地震の影響で、台湾東部を走る在来線 台湾鉄道の多くの線路で損傷が見つかっています。少なくないレールがひどく変形しているほか、電柱や橋脚が破損しているということです。
このため、台東駅から花蓮駅までが通行止めとなり、復旧は未定となっています。
台湾鉄道は18日深夜、通行止めが解除されるまで、台東‐花蓮間を結ぶ「類列車」(振替輸送バス)を、午前6時から午後8時まで、毎正時ごとに運行すると発表しました。
停車駅は、吉安、壽豐、鳳林、光復、瑞穗、玉里、富里、池上、關山、鹿野です。
交通部台湾鉄路管理局によりますと、変形したレールの大部分は20日に修復される見込みです。電力修理車が脱線したため大きく変形した1kmほどのレールについては25日に復旧する見通しです。
また、台湾鉄路管理局によりますと、次の4ヶ所については復旧の見通しがつかないとしています。
東里駅で列車が傾いているものについては、19日に調査を行い、30日には傾いている車両を撤去させるとしています。他の3ヶ所は、東里駅の北橋がずれ、電柱が破損し、レールが変形し、新秀姑巒溪橋のレールが50cm浮き上がっているもの。客城2號橋の電柱が折れ、約40本がひどく破損しているもの。萬里溪第11號橋のブロックが破損しているものです。これらについては、19日の検査後に復旧計画を立てると見られます。
台湾鉄路管理局によりますと、地震の影響によるチケットの払い戻し、交換、指定席を購入し120分以上の遅れが生じているというメッセージが来たため、列車を変更した場合は、この切符を基に、1年以内であれば同じ区間、同じクラスの列車に1度乗車できるということです。
Eチケットの場合は、120分以上遅延した場合は料金が引き落とされず、定期券の場合は使用期限が1日延長されるということです。
台東・花蓮地区から台湾西部へ向かう乗客は、購入したチケットで、同じクラスの列車に乗ることが可能です。また、台東駅及び台東駅よりも南部の駅から台湾西部へ向かう乗客は、南迴線で高雄駅まで向かい、そこから同じクラスの列車に乗ることが可能です。どちらも座席の指定なしで利用できます。
(編集:風間みなみ/王淑卿)