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ツバルのナタノ首相らが訪台

  • 05 September, 2022
  • 風間 南
ツバルのナタノ首相らが訪台
台湾の友好国である、ポリネシア最西端の諸島国家 ツバルのカウセア・ナタノ(Kausea Natano)首相夫妻が、台湾政府の招きに応じ3日から9日まで代表団を率いて台湾を訪問している。蔡英文・総統(写真前左)は5日午前、総統府前で栄誉礼で歓迎した。ナタノ首相(写真前右)は、まさかの時の友こそ真の友だと話した。(写真:総統府提供)

 台湾の友好国である、ポリネシア最西端の諸島国家 ツバルのカウセア・ナタノ(Kausea Natano)首相夫妻が、台湾政府の招きに応じ、3日から9日まで代表団を率いて台湾を訪問しています。

 蔡英文・総統は5日午前、総統府前で栄誉礼で歓迎しました。

 蔡・総統は、中華民国の政府と国民を代表し、ナタノ首相と代表団を心から歓迎すると挨拶しました。そして、ツバルは太平洋の友好国の中で台湾と国交を結んだ最初の国家であり、台湾と堅固な友好関係を築いている国だと述べました。

 蔡・総統は、2017年にツバルを訪問した際、両国の協力の成果を確認し、台湾とツバルの各分野における緊密で実りある協力に深い感銘を受けたと話しました。そして、ツバルの政府と国民が国際舞台で台湾のために発言し続けていることに感謝し、各界に対し、台湾の国際的組織への参加権利を重視するよう呼びかけました。

 蔡・総統は「国連総会、WHO(世界保健総会)、COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)など、ツバルは台湾に対する確固たる支持を積極的に表明している。これは貴重な友情だ。全ての台湾国民を代表し心からの感謝の意を表する。」と述べました。

 その後、二国間会談が行われ、正午には訪問団らを招いて午餐会が開かれました。

 蔡・総統は、今年は台湾とツバルの国交樹立から43年だと指摘しました。そして、この期間、両国は、民主主義、自由、法治、人権といった重要な価値観を共有するだけではなく、農業技術、人材育成、クリーンエネルギーおよび公衆衛生などの分野でもパートナーシップを深めてきたと述べました。

 またツバルが、世界的な新型コロナウイルス流行後も、現在まで感染者ゼロを維持していることは、太平洋諸島諸国にとって重要な模範であり、学ぶべきことがたくさんあると話しました。

 ナタノ首相は挨拶で、「まさかの時の友こそ真の友」という言葉で、ツバルが台湾を支持していることを強調しました。そして、ツバルは中華民国台湾を誠実でコミットメントを順守するパートナーだとみなしており、両国の共通の価値観を守り続け、国際舞台で台湾のために発言していくと述べました。

 ナタノ首相は「ことわざにもあるように、まさかの時の友こそ真の友だ。総統、改めてわが国と国民の台湾への支持を保証する。心地よいときも苦しいときも、我々は中華民国台湾と共にある。」と述べました。

 蔡・総統は、台湾とツバルは同じ島国であり、気候変動による脅威を感じていると話し、両国が協力して気候変動問題に取り組み、国連の持続可能な開発目標実現に向けて努力することを期待すると述べました。

 また、ナタノ首相の台湾訪問は、外交関係の再確認に関する共同声明、海上パトロールに関する協力協定、警察に関する協力協定に署名する予定であることを明かしました。そして、これらを通して、双方が海上パトロールや警察に関する分野における協力を強化し、インド太平洋地域の平和、繁栄、安定を維持できると信じていると話しました。

(編集:風間みなみ/王淑卿)

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