台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である「中央感染状況指揮センター」が30日、新型コロナウイルスの市中感染者が新たに31,178人確認され、先週の火曜日より19.5%の約5,000人余り増えたと発表しました。
台湾における一日当たりの新規市中感染者数が3万人の大台を突破したのは7月12日以来初めてです。感染確認者のうち、死者が新たに27人増えました。
県市別にみる場合、北部・新北市が6,631人で最多、次は台北市の3,896人、中部・台中市の3,761人、北部・桃園市の3,138人、南部・高雄市の2,573人、同じ南部・台南市の2,026人という順です。
台湾では新型コロナウイルスの新たな変異株BA.5の感染者が著しく増えています。30日の新規市中感染者数が一か月半ぶりに3万人を超え、感染確認者数も抗ウイルス薬の投与者数も一か月余りの最高を記録しました。
指揮センターはすでに各医療機関に対してコロナ専用病室の割合を高めるよう指示しました。
中央感染状況指揮センター医療応変組(医療対応部)の羅一鈞・副組長(副部長)によりますと、台湾全域のコロナ専用病室の病床使用率は40%で、まだ60%の余裕がありますが、台北地区の余裕は二日前の40%から37.8%に下がっているため、指揮センターは、コロナ専用病室の割合を高めることを決めました。各県と市の割合をこれまでの10%から15%までから15%から20%に引き上げるよう指示しましたが、感染者数の増加が比較的早い台北市と新北市に対してはその病床の割合を25%から30%に引き上げるよう求めたということです。