中央気象局の統計によれば、今年7月、雨の都とも呼ばれる北部の港町、基隆市の降水量がわずか31ミリで、記録があって以来の同じ時期の13番目の少なさです。台湾全域にある中央気象局の人工観測ステーションにおける7月の平均降水量を見てみますと、今年7月の降水量は、記録があって以来、5番目に少なく、わずか80.2ミリでした。
経済部水利署は29日、台湾全域における7月からの降水量は例年の平均降水量の4割を割り込んでおり、基隆地区がさらに極端に少なくなり、例年同期の34%を下回っていると発表しました。
なお、記録があって以来、7月の基隆市の平均降水量が最も少なかったのは、2003年のゼロミリ、次は1978年の2.1ミリ、2010年の5ミリ、1964年の13.2ミリ、1980年の13.3ミリの順となっています。
中央気象局の気象予報士は、これはエルニーニョ現象の影響だと分析しています。台風11号の接近により、台湾の北部と北東部では9月1日から雨が降る見通しです。基隆市の沿岸部と基隆市、台北市、新北市などのいわゆる「大台北地区」では、雨脚がやや強くなり、基隆地区の水不足の問題が少し解消される見込みです。