台湾への入国制限が早ければ9月末か、10月初めにも緩和される見通しです。台湾の観光業の所轄機関である、交通部観光局の林信任・副局長は26日、現時点では、「まず入国の制限を緩めてから出国の制限を緩める方針」を明らかにしました。そして、入国については、まず日本の観光客を優先する考えを示しました。
林信任・副局長は、「入国を優先、それから出国」という制限緩和は、二つの考慮に基づくものだ。一つは医療資源。もう一つは業者が海外の旅客の受け入れ再開を準備するのに必要な時間。新型コロナウイルスの感染拡大のため、休業、閉鎖したホテルや観光スポットなどはいずれも準備する時間が必要だと説明しました。
しかも、海外に向けて宣伝するにも時間が必要です。林信任・副局長は、入国する旅客について日本を主な目標にする。なぜなら、新型コロナウイルスのパンデミック発生前、毎年延べ200万人の日本の旅客が台湾を訪れており、消費金額にしても台湾に対する興味にして比較的高かったため、日本の旅客をターゲットにすると説明しました。日本のほか、韓国や東南アジア諸国の旅客も対象に加わるということです。
欧米の旅客について、林信任・副局長は、欧米の旅客はコロナ禍後、新たな世界を探索する旅に転向している。これは台湾にとって有利だ。欧米の旅客が探索できる新たな文化を持っているのは、台湾の最大の優位性だと述べました。
海外市場へのプロモーションについて、林信任・副局長は、新型コロナウイルスの感染期間中、維持を原則とするが、コロナ禍後、パワー全開を目標にする。9月には台日観光サミット、台湾ベトナム観光サミットがあるほか、海外の観光業者と観光視察団の台湾訪問も予定されている。これからの台湾観光の重点は、海外からの観光客の受け入れ再開だと紹介しました。