アメリカ インディアナ州のエリック・ホルコム知事が21日に台湾に到着しました。蔡英文・総統は22日、訪問団の表敬訪問を受け、台米関係の深化やインディアナ州との経済、テクノロジー、文化的な交流および協力についての意見交換を行いました。
蔡・総統は、ホルコム知事が代表団を率いて台湾を訪れるのは初めてであり、新型コロナウイルスが流行してから初めて台湾を訪れるアメリカ州知事だと指摘しました。台湾とアメリカは共に民主主義と自由を愛するパートナーであり、台湾とアメリカの関係深化にとって大きな意義のあることであると述べました。また両国はインド太平洋地域における重要で安全な経済的盟友であり、近年台米関係は多くの進展を遂げていると話しました。
蔡・総統は、総統府でアメリカの政界を代表する多くの要人、代表団と会談し、アメリカ各界の台湾に対する強い支持を深く感じているとし、今後もさまざまな分野で台湾とアメリカが引き続き協力を深めていくことを期待すると述べました。
蔡・総統は、バイデン大統領が8月9日に半導体の国産化を促進するための法案に署名したことに触れ、半導体の研究開発、製造への投資を増やし、サプライチェーンのセキュリティを向上させ、この法案の成立によってインディアナ州がアメリカの半導体産業の新興テクノロジーセンターになるだろうと述べました。そして、経済の安全は国と地域の安全の重要な柱であり、台湾は民主的パートナーとの協力を強化する能力と意思を持っていると強調。民主的なチップの持続可能なサプライチェーンを共同で構築し、共通の価値を維持し、さらに多くの繁栄を作り出すために、権威主義が拡大する中、民主主義陣営が団結し、協力を強化することを望んでいると話しました。
蔡・総統は、「特に我々は世界的な権威主義の継続的な拡大という状況に直面している。過去、台湾海峡周辺で中国からの軍事的脅威に直面したこともある。今このときが、民主主義陣営の同盟国が団結し、あらゆる分野での協力を強化する必要がある。」と述べました。
ホルコム インディアナ州知事はあいさつで、インディアナ州680万人の住人を代表して蔡・総統に敬意を表すると話しました。そして、インディアナ州は台湾と姉妹提携を結んでおり、台湾との友好関係は40年以上の歴史があると指摘しました。ホルコム知事は、台湾とアメリカの友好関係は、インディアナ州の石灰岩と同じように揺るぎないもので、日々強まっていると述べました。
ホルコム知事は、半導体は世界中の1日1日、一人ひとりをつないでおり、サプライチェーンの管理とレジリエンスが非常に重要であることは全世界が知っていると指摘しました。インディアナ州は、強靭な未来経済の構築に取り組んでおり、誰をパートナーとするかは重要であり、台湾がパートナーになってくれることを望んでおり、両者の協力は堅実な結果をもたらす可能性が高いと期待していると話しました。
ホルコム知事は「我々インディアナ州は、強靭な未来経済の構築に取り組んでいる。特に我々は台湾との堅実なパートナー関係を活用する必要がある。現時点では、パートナーを慎重に選ぶ必要がある。協力パートナーが誰であるかは非常に重要だ。台湾をパートナーにすることで、今後さらなるイノベーションを起こし、グローバルなソリューションを生み出せるはずだ。堅実な実力を持っており、堅実な成果が出せると信じている」と述べました。
蔡・総統は、インディアナ州の重要な大学であるパデュー大学は、技術外交センターを設立し、半導体専門の学位プログラムがあると述べました。そして、ホルコム知事率いる代表団が台湾の多くのハイテク企業の上層部のもとを訪問することや、パデュー大学が国立陽明交通大学や国立成功大学などと学術交流の覚書を締結する予定だと明かしました。
蔡・総統は、将来、台湾とアメリカの関係が、現在の良好な関係を基盤とし、より緊密になりより深い協力関係になることを期待していると述べました。
ホルコム知事は、蔡・総統の温かい歓迎に感謝すると述べました。そして、台湾とアメリカの堅固な友情が今後も続き、特に投資、イノベーションの黄金時代?に、インディアナ州はこの友情に恩返しをすると確信していると述べ、台湾とアメリカが共通の未来を築くことを期待していると話しました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)