History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

蔡・総統、インド太平洋地域の安全対話メカニズムの早期構築呼びかけ

  • 16 August, 2022
  • 王淑卿
蔡・総統、インド太平洋地域の安全対話メカニズムの早期構築呼びかけ
蔡英文・総統がこのほど、日本の自由民主党女性局が発行した機関紙「りぶる」の単独インタビューを受け、国際社会に対して台湾とインド太平洋地域の平和と安定を守る重要性を強調、この地域における安全対話メカニズムの早期構築を呼びかけている。(写真:総統府提供)

蔡英文・総統がこのほど、日本の月刊誌、「りぶる」の単独インタビューを受けました。蔡・総統は、インタビューの中で、総統として最も気になるのは国家の安全保障だ。台湾海峡の緊張が高まり、台湾が大きな挑戦に直面している。地域の強権国家を相手にしている中、周辺国家の連携と対話が必要不可欠になると指摘、国際社会に対して台湾とインド太平洋地域の平和と安定を守る重要性を強調、この地域における安全対話メカニズムの早期構築を呼びかけています。

蔡・総統は8月1日、オンライン方式で「りぶる」の単独インタビューを受け、総統府は16日にインタビューの内容を公表しました。

「りぶる」は、日本の自由民主党女性局が発行した機関紙です。女性の視点から、国際社会のこと、政治、経済、社会など各種の領域の議題を紹介しています。今回の単独インタビューは、「りぶる」の創刊40周年の特別企画です。インタビュアーは、デジタル大臣を兼務している、河野太郎衆議院議員です。

蔡・総統は、インタビューの冒頭で、このほど銃撃され亡くなった安倍晋三元首相の台日関係に対する貢献に触れ、安倍元首相が台日関係の促進に大きく貢献している。公の場で「台湾有事は日本有事」と表明したことは、台日関係に対する重視を十分に示している。多くの台湾人に尊敬されている。とりわけ地域経済の発展と繁栄に対する貢献、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)の締結と発効は、台湾でも高く評価されていると述べました。

河野太郎デジタル大臣は、自由で開かれたインド太平洋地域を実現するため、多国間の経済協力が重要なものになる。自民党も台湾によるCPTPPの早期参加を希望していると表明しました。

河野大臣は、地政学から見た台湾の重要性についても質問しました。それに対して

蔡・総統は、軍事的緊張が高まっている台湾海峡の平和と安定は、東アジアとインド太平洋地域の国々にとって非常に重要だと指摘、河野大臣が7月26日に開催された「ケダガラン・フォーラム」でインド太平洋地域の安全保障に言及した際に述べたように、「台湾が侵略されれば、日本がどう対処してもその影響を受けることになる」。これは世界の経済にも大きな影響を及ぼすことになると強調しました。

蔡・総統によりますと、台湾は全世界にとってハイテク製品の重要な生産拠点です。とりわけ全世界の半導体産業のサプライチェーンで必要不可欠な役割を果たしています。台湾海峡は東シナ海と南シナ海を結ぶ重要な航路です。そのため、台湾海峡の平和と安定は、全世界のハイテク製品のサプライチェーンの安定にかかわっています。

一方、ロシアによるウクライナ侵攻の台湾海峡の危機に対する影響について、蔡・総統は、ロシアによるウクライナ侵攻は台湾海峡の情勢に一定した影響を及ぼしていると見ています。しかし、台湾海峡の危機を緩和したか、それとも助長したかは、民主主義国家が一致団結して共に権威主義国家の勢力拡張と脅威に向き合うことができるかどうかによります。

蔡・総統は、台湾はこれからも民主主義陣営を固く守り、自分の防衛能力を強化し続けるとともに、アメリカと日本などの民主主義国家との連携を強化することで、ともに台湾海峡とインド太平洋地域の平和と安定を守っていくとしています。

関連のメッセージ

本分類最新more