新型コロナウイルスのパンデミックにより、海外旅行が難しくなる中、台湾国際放送の運営母体である、中央放送局が昨年開局を記念するため、16種類の言葉のリスナーを対象に、「ボイスカードと一緒に旅に出かけよう」と題した音声作品の募集活動を行い、リスナーから「移動する際の音声とその説明文と写真」を募集しました。
38ヶ国からの数百点の応募作品から優秀な作品を40点選出して現在、台北市で展覧会を行っています。展覧会の開幕式は8月3日に行われました。
新型コロナウイルスに感染して自宅療養中の、台湾国際放送の運営母体である、中央放送局の頼秀如・董事長は、オンラインであいさつを行いました。
頼秀如・董事長は、「世界の38ヶ国から寄せられてきた数百点の作品から40点を選んで展示している。リスナーの方々から送られてきた音声のカードに案内されて異国を旅行しよう。それで海外ロスを解消しよう」と、参観を呼びかけています。
開幕式には日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会広報文化部の村嶋郁代部長も出席し、あいさつを述べました。
村嶋郁代部長は、「日本と台湾との間が、音声のつながりにより、ますます友好になり、日本と台湾の友情もますます強固なものになるよう」期待を示しました。
作家でもある、台湾の中央通信社のの劉克襄・董事長は、あいさつの際、台湾の高い山でとった蝉の鳴き声を紹介しました。
劉克襄・董事長は、董事長でなければ、私も応募したいとジョークを飛ばしました。
台湾に15年間も居住している著名な女流作家、栖来ひかり(すみき ひかり)さんも招かれて出席、台湾と日本の音声をシェアしました。
栖来ひかりさんは、印象に残った台湾の音声として「白頭翁(ペタコ)」を、そして印象に残った日本の音声として「カラスの鳴き声」を挙げました。二年半日本に帰っておらず、来週、日本に一時帰国する栖来ひかりさんは、カラスの鳴き声は日本ではよく耳にするものだ。カラスの鳴き声を聞くと、ああ、日本に帰ってきたと実感すると述べました。
「ボイスカードと一緒に旅に出かけよう」と題した音声作品の展覧会、ネットでも観賞できます。台湾国際放送の運営母体、中央放送局のトップページに入って、一番上の方にあるバナー、「移動的声音狂想」をクリックすると、バーチャル会場に入って受賞作の音声、説明、写真などを楽しめます。
「移動的声音狂想-ボイスカードと一緒に旅に出かけよう」特設サイト