アメリカのナンシー・ペロシ下院議長が代表団を率いアジアを訪問し、1日にシンガポールに到着しました。この旅程に台湾訪問が含まれているのではと言われています。
ペロシ議長は先日プレスリリースで、今回はシンガポール、マレーシア、韓国、日本を訪問し、インド太平洋地域の共通安全、経済パートナーシップと民主的統治に関するハイレベル会議を開催すると明らかにしました。台湾は言及されていません。
しかしフランスの国営ラジオ ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が消息筋の話として、ペロシ議長が8月4日に台湾を訪れ蔡英文・総統を表敬訪問すると報じました。
ペロシ議長が台湾を訪れるか否かについて、行政院(=内閣)の蘇貞昌・院長(=首相)は1日、海外からゲストが訪れる際には、台湾側はいつも最善の手配をし、時間やスケジュールなどはゲストの計画を尊重すると述べました。
蘇・院長は、「我々は、海外のゲストによる台湾訪問はいつも歓迎している。ゲストの来訪に対し、最善の手配をし、関連時間やスケジュールなどは、ゲストの計画を尊重している。」と話しました。
2011年から2018年にかけて、アメリカ 国防総省 中国、台湾、モンゴル担当だったドリュー・トンプソン (Drew Thompson)氏は7月31日、ペロシ議長が発表したアジア訪問の旅程で台湾は言及されていないものの、訪問団は「非公式、非正式」に立ち寄る形で、台湾を訪問する可能性があると指摘しました。
ペロシ議長のアジア訪問は、当初4月8日の予定で、台湾を訪問するのではと伝えられていました。しかし、訪問日前日、ペロシ議長が新型コロナウイルス陽性となり延期となっていました。
ペロシ議長が台湾を訪問した場合は、1997年に当時の下院議長だったニュート・ギンリッチ(Newt Gingrich)氏以来、初めて台湾を訪れる、アメリカの下院議長となります。
(編集:風間みなみ/王淑卿)