李登輝・元総統が二年前の2020年7月30日に亡くなりました。同年9月18日、蔡英文・総統から褒揚令が授与されました。褒揚令は、国家に多大な貢献をした人を表彰するために与える公文書です。
それと同時に、国史館は、李登輝・元総統に関する文物と史料の募集を始めました。国史館の陳儀深・館長が李登輝基金会を訪問した後、2000点余りに上る李登輝・元総統に関する文物、史料、図書の寄贈が決まりました。
国史館は30日、寄贈式と新刊書発表会を行いました。李登輝基金会の董事長(会長)を務める李登輝・元総統の次女である、李安妮・女史は、父親の文物などを公共財にしてこそ、その歴史的な価値を浮き彫りにすることができると述べました。
国史館の陳儀深・館長が協力計画について相談するため、2021年5月、李登輝基金会を訪れました。これまで同基金会から李登輝・元総統の談話の原稿、談話の記録、言論集、著作など2000あまりの文物、史料、図書の寄贈を受けました。
1998年、中国大陸との窓口機関、海峡交流基金会の辜振甫・会長が団体を率いて中国大陸を訪問する前の当時の李登輝・総統の談話に関する直筆の原稿も含まれています。
陳儀深・館長は、「今でも広く語り継がれているのは、李登輝・元総統がタイミングを把握して多くの人たちの力を結集して6回の憲法改正を完成し、台湾、アメリカ、日本との関係促進によって中国からの威圧に対抗することだった。国史館はより多くの史料の収集によって李登輝・元総統の功績をさらにクリアなものにし、李登輝・元総統の精神をさらに広めたい」と説明しました。