中米経済統合銀行(CABEI)のダンテ・モッシ(Dante Mossi)総裁が7月31日に台湾を訪問します。中米経済統合銀行が昨年7月、台湾にアジア初の事務所を開設し、台湾に事務所を開設する初の政府間組織となりました。これは、台湾の金融と貿易市場に対する中米経済統合銀行の高い関心と重視を示すと共に、双方の友好関係も浮き彫りにしています。
中華民国外交部(=外務省)は26日、モッシ総裁率いる代表団は、7月31日から8月5日まで台湾を訪問するとして歓迎を示しました。
外交部によりますと、滞在期間中、モッシ総裁は蔡英文・総統と行政院(=内閣)の蘇貞昌・院長(=首相)を表敬訪問するほか、外交部の呉釗燮・部長(=外相)主催のパーティーに出席、呉・外交部長が政府を代表して授与する「紫色大綬景星勲章」を受けます。
呉・外交部長は、財団法人国際合作発展基金会(ICDF)を代表してモッシ総裁と、「ポストコロナ時代におけるラテンアメリカとカリブ海の経済振興と女性のエンパワメントへの協力計画―金融サービスと信用保証」協力覚書を交わします。
モッシ総裁はまた、台湾による中米経済統合銀行参加30周年祝賀イベントと、中米経済統合銀行の台湾における事務所開設満一年の祝賀イベントにも参加し、台湾の金融機関、優位性を持つ企業、文化と経済建設をも参観、訪問します。
外交部によりますと、モッシ氏は2018年に総裁に就任後、台湾と緊密な友好関係を築き、2019年に初めて台湾を訪問、中米経済統合銀行が台湾に初の域外事務所を設置することに積極的に取り組んでいました。その結果、中米経済統合銀行は、台湾に事務所を開設する初の政府間組織となり、台湾による国際社会への参与に大きな意義があるということです。
中米経済統合銀行には15の会員国があります。台湾は1992年に同銀行に加入、理事は財政部の蘇建栄・部長、副理事は中央銀行の陳南光・副総裁です。台湾は2021年、中米経済統合銀行に「台湾―中米経済統合銀行パートナー関係信託基金」を設置、中米経済統合銀行と手を取り合って中米にある友好国の発展と、台湾企業の中央アメリカ市場における発展を支援しています。