アメリカのバイデン大統領が近く、中国の習近平・国家主席と電話会談を行います。これについて、中華民国外交部の欧江安・報道官は21日、台湾とアメリカは友好的な関係を保っている。緊密な相互信頼関係にある。意思疎通もスムーズに行われているとし、次のように述べました。
欧江安・報道官は、「台湾は、常にアメリカと中国の上層部の交流を注視している。これについてもアメリカと密に連絡をとっている。今後もその動向を注視していく」としています。
アメリカ下院のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)議長が近く、台湾を訪問すると伝えられています。これについて、欧江安・報道官は、アメリカの国会議員の台湾訪問を招請することは、外交部とアメリカ駐在代表部の駐米台北経済文化代表処の長期的な仕事の重点だが、ペロシ下院議長の台湾訪問に関する確実な知らせを受けておらず、外交部はこれについてコメントをすることもないと述べました。
なお、アメリカ中央情報局のウィリアム・ジョセフ・バーンズ(Bill Burns)長官が20日に発表したところによりますと、中国は台湾に対して武力を行使することを決めもようですが、ウクライナにおけるロシアの経験は、北京側が台湾に侵攻するか、また、どうやって侵攻するかなどに影響を及ぼしているということです。
これについて、欧江安・報道官は、中国は最近、台湾に対して一連の複合的な脅威を与えていると指摘、外交部の判断とバイデン政権の判断には似たようなところが多くあるため、双方はこれからも密に連絡をとり、台湾海峡の安全、平和、安定を守っていくとしています。