立法院(=国会)の招きに応じて台湾を訪問している、欧州議会の二コラ・ベーア副議長が21日、外交部(=外務省)の呉釗燮・部長と共同記者会見を開きました。席上、呉釗燮・外交部長は、台湾は権威主義の勢力拡張に直面している民主陣営の最前線に位置していると前置きし、自由と民主は侵略に対抗する最も重要な資産だ。中国による台湾への絶え間ない威圧行為に直面して、民主主義国家は、一丸となって支え合わなければならないと指摘、団結、協力こそが権威主義の脅迫と挑戦に向き合うことができるのだと強調しました。
呉・外交部長は、「昨日、ベーア副議長が蔡英文・総統と会談した際、『台湾人だけが台湾の未来を決められる』と述べ、中国に対して台湾への威圧行為を停止するよう呼び掛けた。台湾は、ベーア副議長のような、台湾を理解し、台湾を支持しているよき友がいて本当にラッキーだ」と喜びました。
ベーア副議長は、ヨーロッパは、民主的な台湾に大きな関心を寄せると共に、台湾を支持している。同時に台湾海峡の情勢にも高い関心を持っている。関連問題の解決は台湾人が自分で決めなければならない。一方的な現状変更は許さないとしています。
ベーア副議長は、「ここを3日間訪問する目的は、あるメッセージを伝えることにある。それは、現状を維持しなければならない。台湾人の意志に背く状況下の変更がありえないということだ」と強調しました。
ベーア副議長は、台湾とヨーロッパとの投資協定の締結や台湾におけるヨーロッパ連合(EU)の代表部の格上げなどの実現に積極的に取り組んでいます。