台湾北東部・宜蘭の太平山翠峰環山步道は2018年に国家レベルの「サイレント・トレイル」に認定されており、人為的な干渉がないことから、最低音量は25デシベルにも届かない静けさ。フィールドレコーダーの范欽慧さんが林務局と手を組み、森林の中の自然の音を録音。8年の努力を経て、世界初の「クワイエット・トレイル」に認定された。山林に足を運び、都会の喧騒から離れ、自然のメロディを感じて、心身共にリラックスしてほしいとしている。
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台湾北東部・宜蘭の「太平山翠峰環山步道(翠峰循環遊歩道)」は18日、NPOクワイエット・パークス・インターナショナル(Quiet Parks International)から世界初の「クワイエット・トレイル(Quiet Trail)」に認定されました。
フィールドレコーダーの范欽慧さん:「この音を聞いてみてください」
太平山のヒノキの森の中をゆっくり歩いていくと、歩道の両脇にびっしりと苔が生えています。これが天然の吸音材となり、環境全体が静寂の中、自然の音に包まれます。
太平山翠峰環山步道は2018年に国家レベルの「サイレント・トレイル」に認定されており、人為的な干渉がないことから、最低音量は25デシベルにも届かない静けさ。
フィールドレコーダーの范欽慧さんと羅東林務局が協力し、森林の中の自然の音を録音。8年の努力を経て、世界初の「クワイエット・トレイル」に認定されました。
フィールドレコーダーの范欽慧さんは、“太平山のサイレント・トレイルは将来、多くのサイレント・トレイルをつなぐ起点となる”と語りました。
クワイエット(Quiet)は完全な無音を意味するのではなく、万物が静寂の中で息抜きをし、生き抜いていきます。ここにきたら都会の喧騒を忘れ去り、森林の中の独特の旋律に耳を傾けることができます。
(編集:中野理絵/王淑卿)