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蔡英文・総統、エスパー元米国防長官一行の表敬受ける

  • 19 July, 2022
  • 王淑卿
蔡英文・総統、エスパー元米国防長官一行の表敬受ける
蔡英文・総統(前列右)が19日、総統府でアメリカのマーク・エスパー(Mark Esper)元国防長官(前列左)率いるアメリカのシンクタンク「大西洋評議会」の訪問団一行の表敬訪問を受けた。(写真:CNA)

蔡英文・総統が19日、総統府でアメリカのマーク・エスパー(Mark Esper)元国防長官率いるアメリカのシンクタンク「大西洋評議会」の訪問団一行の表敬訪問を受けました。

蔡・総統はあいさつの中で、先月、主要七ヵ国(G7)サミット終了後に発表された共同声明の中で、台湾海峡の平和と安定の重要性が重ねて強調されたことに触れ、アメリカが「台湾関係法」と「台湾に対する六つの保証」に基づいて台湾の安全保障に対する約束を守っていることに特に謝意を表すると共に、今後、台湾はアメリカ、ヨーロッパなどの民主主義国家との連携を強化し、インド太平洋地域の平和と繁栄を確保するために努力すると約束しました。

蔡・総統は、「台湾とアメリカは今後も『貿易投資枠組み協定(TIFA)』の協議、および『台米経済繁栄パートナーシップ対話(略称:EPPD)」を通じて経済貿易面におけるパートナー関係を深めるよう希望している。その一方、ヨーロッパとのリンクを強化する計画も進めている。(世界のインフラ投資を推進する)ヨーロッパ連合の『グローバル・ゲートウェイ(Global Gateway)』」計画に呼応することによって台湾とヨーロッパ諸国とのつながりを強化し、全世界の民主主義国家の団結を促すために力を貢献していきたいとしています。

エスパー元国防長官は、ロシアによるウクライナ侵攻から、専制政治を実施する国家が存在していることは、民主主義を脅かす大きな問題になっていることを示していると指摘しています。しかし、エスパー元国防長官は、民主主義に対する最大の脅威は、ロシアではなく、ルールに基づく国際秩序を破壊し続ける中国だという見方を示しました。

エスパー元国防長官は、「『一つの中国政策』はもう役に立たないものになっている。今は『戦略的曖昧さ』の政策方針から脱却するのにもってこいの時期だ。アメリカでは異なる議論がなされるべきだ」と述べました。

マーク・エスパー(Mark Esper)元国防長官、イタリアのステファノ・ステファニーニ(Stefano Stefanini)元大統領外交顧問、「大西洋評議会」のバリー・パベル(Barry Pavel)上席副会長の一行3人が18日早朝、台湾に到着し、21日まで台湾に滞在する予定です。

外交部は、一行が台湾の政府上層部や関連省庁の訪問、シンクタンクや財界関係者との交流を通して台湾への理解を深めると共に、インド太平洋地域における安全保障や経済・貿易情勢、台湾と欧米との関係などについて台湾側と幅広く意見交換を行えるよう期待を寄せ、一行の訪問を歓迎しています。

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