アメリカのシンクタンク 大西洋評議会 (アトランティック・カウンシル)のメンバーが18日から台湾を訪れています。訪問団には、団長のエスパー(Mark Esper)元アメリカ国防長官のほか、ステファニーニ(Stefano Stefanini)元イタリア大統領外交顧問、アトランティック・カウンシルのパベル(Barry Pavel)シニア副会長らが名を連ねています。
エスパー氏は国防長官在任中、民主的な台湾への支持とコミットメントを繰り返し公的に表明していました。退任後も台湾海峡の平和と安定に注視し、台湾の真の友人といえます。外交部は心からの歓迎の意を表しています。
訪問団は21日までの期間、政府高官や関係省庁を訪問。シンクタンクやビジネス界などの人々と交流する予定です。台湾の最新動向を理解し、インド太平洋地域の安全な経済貿易情勢や、台湾、アメリカ、ヨーロッパとの関係などについて広く意見交換を行うのが狙いです。
外交部によりますと、アトランティック・カウンシルはアメリカの超党派シンクタンクです。本部はワシントンD.C.に置かれています。設立の目的は、大西洋を横断する政策研究と協力を強化することです。アメリカやヨーロッパに豊富なコネクションを持ち、その研究は各国の政策立案者から高く評価されています。
エスパー氏は今年2月、アメリカのシンクタンク マケイン・インスティテュートの著名な研究員として、外交部の吳釗燮・部長とビデオ会談を行いました。その際、吳・部長は、民主主義国家は協力し、権威主義の侵略を防ぐ必要性があると強調しました。
総統府の張惇涵・報道官は、総統府は心からの歓迎の意を表し、また、蔡英文・総統が19日午前に訪問団の表敬訪問を受けると明かしました。張・報道官によりますと、アトランティック・カウンシル 訪問団の台湾訪問は、蔡・総統就任後、2016年、2017年、2018年に続き4度目です。
(編集:風間みなみ/王淑卿)