台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣)は先週、両職を辞任しました。与党・民進党の公認候補として年末に行われる次期台北市長選挙に出馬するためです。陳・氏は、過去2年あまりほぼ休みなく定例記者会見に出席しました。
陳・氏は18日、正式に指揮官を王必勝・氏に引き継ぎました。
陳・氏は王・新指揮官に、指揮官と刺繍された作業服を手渡し、「責任が重く道のりが遠い」と激励する一方で、王必勝・氏への指揮官引き継ぎに「とても安心している」と強調しました。
陳・氏は、「王必勝・指揮官、この服を着れば、どれほどの重責か分かると思う。私が2年以上続けてきたことを味わうこととなる。1年、2年と経て、われわれ「中央感染状況指揮センター」は、成熟したリーダーシップチームとなり、意思決定を下すことができる。我々は100点とまでは言えないが、100点に向かって努力している。2年余りの不眠不休で努力し続けてきた。私は、一人ひとりの貢献に感謝したい。我々は一緒にここまで来た。国家に貢献し、社会のために頑張ってきた。」と述べました。
また陳・氏は、メディアの激励や広報スタッフの協力にも感謝しました。陳・氏は、指揮センターを離れることになるが、新型コロナの感染状況や指揮センターのことを気にかけるだろうと話しました。しかし、指揮センターに絶対的な信頼を置いているので、国民の皆さん、安心してくださいと述べました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)