交通部が、今年上半期、台湾の軌道交通の旅客輸送量が過去最高を記録したと明らかにした。
交通部の統計によると、今年の1月から6月まで、台湾の軌道交通の旅客輸送量は昨年同期比6.4%増、一日平均のべ277万5000人で過去最高となった。このうち、台湾北部、台北市民、新北市民の通勤、通学の足、台北新交通システム(台北MRT)の一日平均旅客輸送量は、昨年同期比8.4%増の、のべ183万8000人で、台湾の軌道交通の輸送量の66%を占めた。台北MRTでは今年の年末に松山線が開通する予定となっており、旅客輸送量はさらに成長すると見られている。
また、台湾南部、高雄市の高雄MRTは、台湾の新幹線こと、台湾高速鉄道やフェリー、観光エリアなどと提携、割引券を販売し、新たな利用者を開拓することに積極的に取り組んでおり、今年上半期の一日平均旅客輸送量は昨年同期比4.3%増の、のべ16万8000人となった。
一方、在来線、台湾鉄道では、国立海洋科技博物館の開館に合わせ、今年1月、「台湾で最も美しい支線」と称される「深澳線」が運行を再開、さらに日本生まれの振り子式列車、特急列車プユマ号の増便、新型通勤型電車EMU800の導入などにより、運行能力が向上、上半期、台湾鉄道の一日平均旅客輸送量は昨年同期比2.8%増の、のべ63.万9000人となった。
台湾高速鉄道の今年上半期の一日平均旅客輸送量は昨年並の、のべ13万人だった。なお、今年上半期の台湾鉄道と台湾高速鉄道の座席利用率を見てみると、台湾鉄道は平均で66.6%、各種の車両のうち、特急列車、自強号の75.2%が最高だった。また台湾高速鉄道の利用率は56.2%で、過去2番めに高い水準となった。