台湾中部・彰化県溪洲鄉にある築60年の三合院づくりの古民家の塀に最近、突如300個の蝶のサナギが現れた。サナギは淡い黄色、緑、オレンジ色をしていて、中には金の装飾がされたようなものもあり、まるで宝石の様で目を奪われる。この「宝石の壁」は地元の名所になっていて、多くの人が足を止めて見入っている。
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台湾中部・彰化県溪洲鄉にある築60年の三合院づくりの古民家の塀に最近、突如300個の蝶のサナギが現れました。
これらはカバマダラという蝶のサナギで、しかも環境によって色を変えることから、あるサナギは淡い黄色、あるサナギは緑色やオレンジ色をしています。中には金の装飾が施されたようなものもあって、まるで宝石の様だと目を奪われます。塀全体が「宝石の塀」となっていて、多くの人が足を止めて見入っています。
家の主人によると、家には蝶の蜜源となる植物「トウワタ」を植えていることから、大量のカバマダラを惹きつけ、産卵したとのことです。
これらのサナギは、最後には羽化して美しいカバマダラという蝶になります。でもこのサナギは鳥などに食べられないのでしょうか。
生物の先生によると、カバマダラが大好きな「トウワタ」には微量の毒素が含まれていて、鳥たちは好まないそうです。また、サナギは天敵を威嚇する効果もあるそうです。
生物の李志穎・先生:「サナギに金属のような光る点があるが、これは一種の威嚇作用で、天敵はサナギが食べ物とは想像できない。」
幼虫がサナギになるまでわずか2~3分程度なので、この珍しい光景に多くの人が惹きつけられ、足を止めて観察しています。古民家がとても素晴らしい生態教育の場となっています。
(編集:中野理絵/王淑卿)