台湾CDCに相当する、衛生福利部疾病管制署が6月30日、今年5月にサル痘の感染が拡大して以降、世界各国における感染者数と影響を受けた国が急増していると指摘、30日から市中感染が発生している、または感染経路不明の感染が多発している44ヶ国に対する、海外旅行感染症アドバイスを第二級の「警戒(Alert)」に引き上げ、防護措置の強化を求めると発表しました。
疾病管制署は、現在、サル痘の影響を受けている国は55ヶ国。そのうち、台湾を含む11ヶ国では海外からの感染者のみです。残りの44ヶ国は市中感染が発生している、または感染経路不明の感染が多発していると説明しました。この44ヶ国に行くと、市中感染のリスクが高いことから、6月30日から海外旅行感染症アドバイスを第二級の「警戒(Alert)」に引き上げるということです。
疾病管制署は、世界各国の感染状況を見て随時海外旅行感染症アドバイスを調整するとしています。
疾病管制署によりますと、サル痘が5月から感染が拡大し、6月29日まで、55ヶ国から少なくとも5,022人の感染例が通報されました。そのうち、ヨーロッパとアメリカでの感染状況が最も深刻化しています。感染者数上位五位の国は、イギリス、ドイツ、スペイン、フランス、ポルトガルです。
なお、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、感染者の大多数は若い男性だと明らかにしました。台湾でも6月24日、初の感染例が確認されました。