台湾で初の海外からの入境によるサル痘の感染例が出た。現在、陰圧隔離病棟で治療中だが、周囲はサル痘が別の脅威になるのではないかと心配している。台湾大学病院急診医学部の李建璋・臨床教授は、三大リスク群がある。安全ではない性行為をしたことがある人、サル痘感染者をケアする医療従事者、感染エリアに行ったことがある市民は、特に注意が必要だと指摘。特に、口腔に正常ではない発疹が現れたり、リンパが腫れたらサル痘に感染している可能性を疑った方がいいとしている。
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サル痘の感染例が世界ですでに3000例を超えています。
台湾でも海外からの入境による初の感染例が出ました。
まだウイルスは地域社会に侵入していませんが、医師は三大高リスク群は特に注意をするよう呼びかけています。
国立台湾大学医学部附設病院急診医学部の李建璋・臨床教授は、
「第1は、安全ではない性行為。特に同性愛。現在のところ、感染者の最も多くはこれが原因だ。第2は、サル痘の感染者をケアする医療関係者。彼らは近い距離で接触した後にサル痘を発症している。第3は、感染が発生したエリアへの旅行者。帰国後、サル痘を発症している」と説明しました。
サル痘の潜伏期間は2週間にも達します。
また、ヨーロッパの国々で流行している西アフリカウイルス株は、発熱の期間が短く、発疹も比較的軽微なものであることから気付きにくいとしています。
口腔科の医師は、サル痘は、まず口の中に発疹ができ始め、顔や体全体に広がるので気を付けておいて欲しいとしています。
サル痘を防ぐため、衛生福利部疾病管制署も海外から第3世代天然痘ワクチンの購入を積極的に進めていて、年末までには調達したいとしています。
ただ、台湾大学病院急診医学部の李建璋・臨床教授は、
「今はまだ全国民がワクチンを打つ必要がある危険度には達していない。まずは高リスクなグループ、例えば医療関係者などに打つべきだ」としています。
また、45歳以上で天然痘ワクチンを接種したことがある人はサル痘への保護力はあるのかという質問に医師は、すでに接種から時間がかなり経過しているので、保護力は半減している可能性がある。最も重要なのは、個人個人がしっかりとした衛生習慣を行うことで、サル痘ウイルスを地域社会で広げないことだと回答しました。
(編集:中野理絵/王淑卿)