人獣共通感染症(ズーノーシス、zoonosis)であるサル痘(サルとう)が世界の40数か国に広がり、感染者数が3,000人を上回っています。世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるか判断を示すことにしています。
台湾は23日、感染症法に基づいてサル痘を二類感染症に指定しています。それと同時に、サル痘の予防に有効とされる、第3世代の天然痘ワクチンと抗ウイルス薬の調達を急いでいます。
衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)の周志浩・署長は24日午後、「今調達しようとするのは、最新の第3世代天然痘ワクチンだ。第1世代の天然痘ワクチンはもちろん備蓄量があるが、それは戦備のために準備したものだ。今第3世代の天然痘ワクチンが推奨されているので、第1世代の天然痘ワクチンを使用するつもりはない」と説明しました。
台湾は1955年から天然痘の症例はなく、1979年から天然痘ワクチンの接種を停止しました。1979年以降に生まれた国民はすべて天然痘ワクチンの接種を受けた経験はありません。