人獣共通感染症(ズーノーシス、zoonosis)であるサル痘(サルとう)が世界の40数か国に広がり、感染者数が3,000人を上回っています。世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるか判断を示すことにしています。
台湾は23日、感染症法に基づいてサル痘を二類感染症に指定しています。それと同時に、サル痘の予防に有効とされる、第3世代の天然痘ワクチンと抗ウイルス薬の調達を急いでいます。
衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)が24日、台湾で初めてサル痘の感染が確認されたと発表しました。この感染者は20代の本国人男性です。今年1月から留学のため、ドイツに渡り、6月16日に帰国しました。空港での新型コロナウイルス感染症のPCR検査の結果は陰性だったので、自宅に帰って自宅待機しています。
しかし、6月20日、熱、のどの痛み、筋肉痛、発疹(ほっしん)、鼠径部のリンパ節の腫れなどの症状が現れ、21日と22日病院を受診しました。医師が検体を採取し、検査を行い、関係機関にも通報しました。24日にサル痘への感染が確認されました。