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台湾の“初産”年齢、35歳超が大幅増加

  • 22 June, 2022
  • 中野理繪
台湾の“初産”年齢、35歳超が大幅増加
台湾の“初産”年齢、35歳超が10年間で大幅増加している。しかし、出産の年齢が高くなるにつれて、妊娠合併症や、低出生体重児、染色体異常、その他の先天異常のリスクがどんどん高まる。(写真:健康醫療網 提供)

内政部の2020年の人口統計資料によりますと、台湾の男性の平均初婚年齢は2010年の31.8歳から32.3歳に後退、女性は2010年の29.2歳から30.3歳に後退しました。これも夫婦が子供を持ちたいという気持ちへ間接的に影響しています。

衛生福利部国民健康署の分析では、初産年齢は2010年は35歳以上は11.6%でしたが、2020年は23.5%に増加と、35歳以上で初めて出産する妊婦の比率が明らかに増加しています。

しかし、出産の年齢が高くなるにつれて、妊娠合併症や、低出生体重児、染色体異常、その他の先天異常のリスクがどんどん高まります。

また、生殖能力は年齢の増加と共に低下していきます。人工授精の成功率も夫婦の年齢に大きく左右されます。2009年の人工授精結果分析報告によると、35歳以下の女性が体外受精をしたところ、受精卵(胚)の着床率は47.7%と5割近かったのに対して、41歳以上では19.5%と2割を切っています。

この他、2009年に人工授精を受けた2万4,843組の夫婦のうち、不妊の要因の内訳は、卵巣の要因が33.4%と最も高く、次いで、複数の要因が31.1%、造精機能障害や、無精子症、精索静脈瘤と言った男性側の要因が10.9%、卵管の要因が6.9%となっています。

国民健康署の吳昭軍署長は、出産を計画している女性は早ければ25歳から35歳までに、男性は40歳までに子供を儲けることを提案すると呼びかけています。

もし夫婦が体外受精を必要とする場合、政府は現在、不妊治療夫婦の経済的プレッシャーを軽減するために、夫婦どちらか一方でも中華民国国籍で、妻の年齢が44歳以下、そして人工生殖医療専門医の診断により体外受精が必要とされた夫婦に、体外受精の補助金を申請することができます。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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