世界貿易機関(WTO)の閣僚級会議が12日、4年半ぶりにスイスのジュネーブで始まりました。行政院の鄧振中・政務委員(=無任所大臣)は、WTOの各加盟国に対して、合理的な根拠なしで突然農産品の輸入を禁止するなど、貿易に影響を及ぼす不透明な行動に気を付けるよう呼びかけています。
鄧振中・政務委員は、台湾産パイナップル、蓮霧、シャカトウなどの農産品はその被害を被っていると訴えています。
中国は昨年から、検疫を理由に、台湾産パイナップル、蓮霧、シャカトウ(バンレイシ)の輸入を禁止しました。6月13日からさらに台湾産海水魚ハタの輸入も禁止しました。過去一年、三度にわたって台湾産農産品に対する禁輸措置を突然発表しました。
台湾の代表として世界貿易機関(WTO)の閣僚級会議に参加した鄧振中・政務委員は、昨年新型コロナウイルスのパンデミックなどの要素があったとしても、台湾経済は前年同期比6.45%成長した。経済状況がやや芳しい少数の国となった。輸出入総額は、8,280億米ドルだった。そのうち、輸出は4,464億米ドル、輸入は3,815億米ドルだった。輸出入ともに30%以上伸びた。半導体産業の発展はその最もいい例だと指摘しました。
鄧振中・政務委員は、台湾は今後も、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)などの地域経済統合への参加など、世界各国との経済・貿易関係の促進に努め、主要な貿易相手との経済協力対話を強化していきたいとしています。