立法院(=国会)の游錫堃・院長(=議長)は9日、議会でスロバキア訪問団をもてなしました。游・院長はあいさつで、スロバキアとチェコが「ビロード革命」で共産党政権を打倒したのと同じ時期に、台湾も世界で最も長い戒厳令時代を経験したと述べました。また、国際法に基づき、台湾と中国は一辺一国であることは明らかだと強調しました。
游・院長は、「台湾は、国民主権の原則と民主と自由の国連憲章の精神に基づき、主権独立国家となっている。したがって、国際法上、台湾、離島の澎湖は中国に属していないと言える。台湾はこれまで中華人民共和国に統治されたことはない。台湾と中国は隷属関係ではない。台湾は決して中国の一部ではない。台湾と中国は別の国であることは事実だ。」と述べました。
游・院長は、訪問団が新型コロナウイルス感染症が流行する中、何千キロという距離を越えて台湾を訪れてくれたことに感謝の意を表しました。また去年台湾に16万回分のワクチンを送ってくれたことに触れ、まさに「まさかの時の友こそ真の友」だと述べました。
游・院長の言葉に対し、ブラチスラバ県のジュラジ・ドロバ(Juraj Droba)知事は、台湾とアジア太平洋地域の平和を願うとしました。そして民主主義国家は協力しなければならず、「スロバキアは永遠に台湾と共にある」と述べました。
訪問団は9日午前、立法院で「台湾‐スロバキア議会聯誼会」に参加しました。スロバキア国会のミラン・ローレンチク(Milan Laurencik)副議長と、国会で親台湾派グループの代表を務めるピーター・オススキー(Peter Osusky)議員は、新型コロナ陽性となったため欠席しました。
この聯誼会の発起人である、与党・民進党の許智傑・立法委員(国会議員)が初代会長となりました。許・立法委員はあいさつで、スロバキアが新型コロナが流行する中、ワクチンを寄付してくれたことに感謝の意を表しました。また先日、台湾と司法協力に関する協定を締結したことで、今後両国の交流がさらに活発になることを期待すると述べました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)