2022台北国際書展が6月2日から世界貿易センター1号館で開幕する。フランスが今年、4回目となるテーマ国で、「我閱讀・故我在(我読む、ゆえに我あり)」を精神的スローガンとし、マルセル・プルーストや、ヴィクトール・ユーゴ―、ジョルジュ・サンド、アレクサンドル・デュマ・ペールなど、フランスの偉大な文豪の貴重な手書きの原稿を紹介。また、ウクライナ館を設置し、「台湾とウクライナは共にある」という立場を示している。
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「2022台北国際書展(台北インターナショナル・ブック・エキシビジョン)」が6月2日から世界貿易センター1号館で開幕します。
今年のテーマ国は「フランス」。フランスがテーマ国となるのは、今回で4回目で、「我閱讀・故我在(我読む、ゆえに我あり)」を精神的スローガンとし、誰もが自分を見つめなおすきっかけとして読書を推進することを期待していて、ポストコロナ時代に、心の安らぎのために読書の重要性をより表しています。
今回、フランスの80の出版社から合計2000冊の本が集まりました。フランスの文学、芸術、人文、漫画(グラフィックノベル)など、異なるジャンルの多元的な特色ある新書が紹介されている他、「プルーストの追憶」、「古典作家の貴重な手書き原稿」、「世界を探る:エマニュエル・ルパージュの漫画原画展」の三大展示も開催されます。
今年(2022年)は、フランスの偉大な小説家、マルセル・プルーストの没後100年にあたることから、会場には彼の手書きの原稿、映像だけでなく、小説「失われた時を求めて」からの抜粋を著名人が朗読した、「プルーストの声の歩道」も展開します。
新型コロナの影響により、多くのフランスの作家はオンラインでの台湾の読者との交流となりますが、作家のエリック・ファーユ(Éric Faye)氏は、台湾を訪れ、隔離を経て、読者と会って創作の流れを直接分かち合います。
フランス在台協会 学術協力・文化処のデビッド・キブラー(David Kibler)処長は、
「今回、私たちが主催するこの活動を通して、皆さんに新型コロナが深刻な状況においても、その制限を超えられるようにしたい。私たちがなぜ多くのオンラインや現場での活動を行い、他の多くの組織とも協力しているのかというと、ブック・エキシビジョンの外の空間、書店や図書館などでも読書の交流をすることができるようにしたかったからだ」と語りました。
フランスがテーマ国である他、ドイツ館、EU館が注目を集めていて、ドイツ籍の華人作家、廖亦武氏や、多くの香港の作家が、自ら会場を訪れ、座談会を行う予定です。
また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻という国際問題に呼応して、文化部は特別にウクライナ館を企画し、ウクライナ最大の国際出版販売店Yakabooが戦略的に選んだ書籍を展示し、台湾の読者たちに素早くウクライナの歴史と文化を理解してもらうのと同時に、ウクライナを代表する15のイラストレーターの作品を展示して、文化を通して民主主義を守る決意を示しています。
文化部の李靜慧・次長は、
「私たちはこのエリアの設計において、台湾とウクライナは共にあることを望んでいる。彼らをここに招待することで、一方で、彼らと共に学び、ウクライナの出版やウクライナの文化保存における彼らの行動を理解するだけでなく、実はこれは、台湾がウクライナの文化保存を具体的な行動で支持することを示している」と語りました。
文化部は、読者のブック・エキシビジョンへの参加を促すため、100元分の図書券20万枚分を打ち出すことを発表。出版社の多様な販売が加わって、読者を楽しませるようになっています。
(編集:中野理絵/王淑卿)