蔡英文・総統が26日、「2022年ヨーロッパの日」を祝う夜のパーティーに出席し、あいさつを行いました。蔡・総統はあいさつの中で、台湾が新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組み、権威主義からの挑戦に向き合うにもかかわらず、ヨーロッパ連合(EU)と共に、国際社会の経済回復や民主主義の後退防止に協力する用意があるとし、二国間投資協定(BIA)の締結は、台湾とヨーロッパ連合の関係をさらに具体的で、さらに堅実なパートナーシップに向けて発展させることが出来ると強調しました。
蔡・総統によりますと、経済部の陳正祺・政務次長(副大臣)率いる代表団一行24人は、リトアニアとベルギーのブリュッセルを訪問しています。双方の協力関係は具体的な効果のある対話まで発展することを望んでいます。とりわけ半導体、電動バス、バイオテクノロジーなどの分野を目指しています。これらの交流の基礎となったのは、「台湾・ヨーロッパ連合サプライチェーン協力フォーラム」、「ヨーロッパへの投資フォーラム」です。
これらのフォーラムを通じて台湾とヨーロッパ連合の企業のリーダーは、双方のつながりを強化することが出来、今後の連携のために基礎を固めることができるということです。
蔡・総統は、台湾とヨーロッパ連合は、安全で強靭なサプライチェーンの再構築、グリーンエネルギー、デジタル経済で連携を強化することが出来るよう期待を寄せています。
蔡・総統によりますと、世界のインフラ投資を推進する、ヨーロッパの「全球門戸(Global Gateway、グローバル・ゲートウェイ)」計画に合わせるため、台湾は「強化歐洲鏈結計畫(ヨ―ロッパとの連結を強化する計画)」を打ち出しました。
蔡・総統は、台湾はヨーロッパ連合の加盟国と、これらの分野における協力関係を強化し、利益を共有する準備が出来ていると重ねて表明しました。