台湾の日本駐在機関、台北駐日経済文化代表処の謝長廷・代表(=駐日大使)は19日フェイスブックで、18日夜にラーム・エマニュエル駐日アメリカ大使を駐日代表官邸での晩餐会に招待したと明らかにしました。
双方は、リトアニア、ウクライナへの支援など共通の懸念事項について広く意見交換しました。
駐日アメリカ大使が台湾の在日代表処を訪れるのは近年で初めてのことで、台湾・アメリカ・日本友好の新たな1ページが開かれました。
エマニュエル駐日アメリカ大使をもてなすため、駐日代表処は特別にリトアニアとウクライナの国旗の色のカクテルを用意しました。台湾のパイナップルとリトアニアのラム酒などで作られたもので、自由と民主主義に乾杯したということです。
謝長廷・代表は、台湾は国際的な民主主義社会の一員として、引き続き、アメリカや日本など理念の近い国々と密に協力していくと述べました。リトアニアとウクライナが不当な抑圧や権威主義に対抗していることを具体的な行動で支援し、国際秩序およびインド太平洋地域の繁栄と発展を共同で維持していくとしました。
5月18日は謝長廷・代表の誕生日で、それを知ったエマニュエル駐日アメリカ大使はその場で祝ったということです。
アメリカのバイデン大統領は22日から24日にかけて日本を訪問し、23日には岸田文雄・首相と首脳会談する予定です。期間中には東京で、オーストラリア、インド、日本の首脳が集まり、安全保障などの分野で協議する日米豪印の枠組み(クアッド、QUAD)が開かれます。日本のメディアは、クアッド首脳会議で東シナ海や台湾海峡に関する議題について討論されるほか、アメリカと日本は東シナ海や台湾海峡での協力を強化することを強調すると報じています。
バイデン大統領は今回の日本訪問中に、アメリカ主導によるインド太平洋経済枠組み(IPEF)を立ち上げを表明する予定です。
台湾は繰り返し参加希望を表明しています。また、アメリカの下院議員も党派を越え200人が、3月30日にバイデン政権の幹部職員に向け、台湾も含めるよう求める連名の書簡を送りました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)