アメリカ・カリフォルニア州のキリスト教会で5月15日に銃撃事件が発生、台湾系アメリカ人1人が死亡、5人が負傷しました。68歳のデヴィッド・チョウ容疑者が逮捕されましたが、その犯行の動機と出身地などに注目が集まっています。
外交部の欧江安・報道官は17日、外交部と駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処(領事館)は、この銃乱射事件の最新の動きを把握するとともに、各種のルートを通じてアメリカ在住の台湾出身者と密にコンタクトを取り、彼らが必要とする協力を提供し、アメリカにも台湾出身者の安全確保を求めていると説明しました。
欧江安・報道官は、「この銃撃事件について、アメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台協会台北事務所のサンドラ・オウドカーク所長は、すでにアメリカ政府を代表して、外交部の呉釗燮・部長に電話し、哀悼の意を表した」と明らかにすると共に、すべての暴力行為を強く非難しました。
呉釗燮・外交部長は、オウドカーク所長との電話の中で、銃撃事件の犠牲者の家族に深い哀悼の意を表し、負傷者にもお見舞いのメッセージを伝えました。
一方、総統府の張惇涵・報道官も17日に声明を発表し、すべての暴力行為を強く非難しました。張惇涵・報道官によりますと、蔡・総統は、銃撃事件で命を失った52歳の台湾系アメリカ人医師、ジョン・チェン氏に深い哀悼の意を表すると共に、負傷者にも深い関心を寄せています。
蔡・総統は、呉釗燮・外交部長と駐米大使に相当する、蕭美琴・駐米代表を通して慰問と関心の意を表し、蕭美琴・駐米代表を現地に派遣し、必要なサポートを提供しています。
なお、内閣に当たる行政院の蘇貞昌・院長も17日、犠牲者に対して哀悼の意を表しました。蘇・行政院長は、いかなる意見の相違も、対立と恨み、さらに人を殺す理由にはならないと強調しました。
15日の銃撃事件について、現地の保安官事務所は、「容疑者が中国と台湾の政治的な緊張に腹を立てて信者を狙った」、「政治的な動機によるヘイト事件だった」という見解を発表しました。FBIも、ヘイトクライム、憎悪犯罪として今回の事件を捜査しています。