バナナに続き、台湾の金鑽鳳梨(金鑽パイナップル)が、茨城県の9つの幼稚園や小中学校の給食に初めて提供されることになりました。
行政院農業委員会(=農林水産省)農糧署の胡忠一・署長が27日、南部の屏東県で行われた台湾産パイナップルの日本への輸出記者会見で明らかにしました。
胡・署長によりますと、日本との食農教育と文化交流を推進し、日本の児童生徒に台湾の果物を知ってもらうため、農糧署は2019年、日本の茨城県笠間市と「食を通じた文化交流と発展的な連携強化に関する覚書」を締結しました。それ以来、茨城県では毎年秋に学校給食で台湾産バナナを提供、またバナナの購入頻度も年々高まっています。
胡・署長は、台湾バナナに続き、日本の学校給食で提供される台湾の金鑽鳳梨(金鑽パイナップル、台農17号)は、果肉がきめ細やかで芯まで食べることができ、香りも良く、高い栄養価と美味しさを兼ね備えていることから、今年度、初めて給食用食材としての採用が認められたと説明。日本の消費者および茨城県に対し、長年にわたる台湾産果物への支援に感謝の意を表しました。
今年の台湾産パイナップルの日本への輸出量は26日までに1万3,612トンに達しています。去年の同じ時期の7,545トンと比べ80%増加の過去最高となり、胡・署長は、これは台日の厚い友情の表れだとしました。
台湾産パイナップルの収穫はまさに今が最盛期です。
国内外のより多くの消費者に良質な台湾産パイナップルを楽しんでもらうため、農糧署は今年度も引き続き海外輸出、国内販売、加工を強化していく予定です。
海外輸出は3万トン、国内での販売、加工はそれぞれ8,000トンを目標とし、パイナップルの品質と農家の収益性を確保していくとしています。
(編集:風間みなみ/王淑卿)