外交部の吳釗燮・部長は22日、ウクライナの首都・キーウのビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長とオンライン形式で会談し、台湾の人たちから集まった寄付金のうち300万米ドルをキーウ市に、さらにウクライナの地元の医療機関6か所に500万米ドル、合計800万米ドルを寄付することを伝えました。
外交部の俞大㵢・次長によりますと、今回のコンタクトは、外交部が初めて直接ウクライナに支援の提供を行うためのもので、「台湾とウクライナは、国交はないが、ウクライナ当局と連絡を取るルートはある」と語りました。
なお、元・外交官の徐勉生氏が先ごろ、この吳釗燮・部長とキーウ市長との会談について、台湾は外交部長であるのに対し、ウクライナはいち市長とは、対等ではないと投書したことについて、外交部はニュースリリースを出し、徐勉生氏が書いた投書は事実と異なるだけでなく、特定メディアの不正確な報道を誤って引用しており、外交官としてあるまじき行為であり大変遺憾だと表明しました。
吳釗燮・部長とキーウ市長との会談の主な目的は、台湾の人たちのウクライナの人たちへの支持と愛を伝えることで、無情に戦火が広がっているウクライナで、ウクライナの人々が違法な戦争犯罪の犠牲になっている今、“同等”だとか“状況”にこだわることに時間を使うのは本当に馬鹿らしく、「こちら側の失礼な状況」となり、国際社会から笑われてしまうとしています。
外交部は、台湾のウクライナへの支援は海外のメディアでも積極的に報道され、国際海運業界も深く感動し、台湾の人々の愛情に応えて、自ら保管コストを吸収する動きもあるとし、もし「一方的な好意、過剰な支援(支援のやりすぎ)」と言う言い方で市民の自発的な愛の寄付や感情を軽んじるのであれば、台湾の人々にも失礼であり、外交部の役割も誤解されることになると強い遺憾の意を表明しています。
(編集:中野理絵/王淑卿)