台湾での新型コロナウイルス感染が拡大しています。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は、感染はさらに拡大し、4月末には1日1万人を突破する可能性があるとの見方を示しています。
台北市の黃珊珊・副市長は台北市の推計を元に、今後、台湾全土で20%の人が感染、将来的には5人に1人が陽性となるだろうと指摘しました。
陳時中・指揮官は21日午前の立法院(=国会)での取材時に、可能性はあると述べました。
陳・指揮官は、「20%は、ありえないとは言えない。われわれは、15%、16%ほどに抑えたいと考えている。」と話しました。
市中感染が急速に広がっていることから、店内での飲食禁止を検討するかどうかメディアから問われた陳・指揮官は、飲食店は日常生活の一部であり、今のところ店内飲食禁止は考えていないと答えました。その一方で、関連する管理職の人々は、できる限り店内飲食を避けてほしいと述べました。
衛生福利部の感染症予防諮問会の予防接種組(ACIP)専門家会議は20日、6歳~11歳までの児童に対するモデルナ製新型コロナワクチンの接種と、青少年への3回目のワクチン接種、また感染リスクの高いグループに対して4回目の接種を行うことを決定しました。
国内のワクチンの在庫が十分かどうかについて陳・指揮官は、近日中に2ロットのモデルナ製ワクチンが到着すると話しました。
青少年の3回目のワクチン接種で混合接種が可能かどうかについては、準備はできているが、いつ接種するかは未定だとしました。
医師によっては、将来的に成人が皆4回目のワクチン接種を受けるべきだと考えていることについては、4回目の接種は、多くの国家が行っているように、まずは感染リスクの高いグループに対して行うと話しました。また社会機能の維持に支障をきたさないようにするため、陳・指揮官は20日、医療関係者以外にも3回目のワクチン接種を行えば隔離措置を免除する職種・業種を拡大し、今週中に決定する予定だと話しました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)