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初の新型コロナ感染者自宅療養、1週間以内に開始

  • 20 April, 2022
  • 中野理繪
初の新型コロナ感染者自宅療養、1週間以内に開始
指揮センターは、1週間以内に感染者の自宅療養を開始し、全国の薬剤師が直接自宅へ薬を届ける業務を始めると宣言した。(写真:指揮センター提供)

台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は19日、新型コロナの1日の新規市中感染者数が1500人を超えたことから、医療キャパシティの警戒ラインを超えたとして、1週間以内に感染者の自宅療養を開始し、全国の薬剤師が直接自宅へ薬を届ける業務を始めると宣言しました。

中華民国薬師公会全国連合会の黃金舜・理事長によりますと、自宅療養期間は、オンラインで医師に診てもらってから「健康益友APP(健康の友)」という専用のアプリを使って電子処方箋を入手し、アプリから近隣の薬局を探して届けてもらうことができます。

薬局に連絡し、薬剤師と基本資料や薬の情報などを確認し、アプリを使って電子処方箋を薬剤師に提供することで、すぐに準備をして、代理人が受け取るか、薬剤師が自宅まで届けてくれます。

黃金舜・理事長は、「薬剤師は処方箋を受け取ったら24時間以内に薬を指定の場所に届ける。届けたら写真を撮り、当事者に連絡をする。服用方法などの指導はビデオ通話も利用できる。ここまですべてが自宅へ薬を届けるという業務だ」と説明しました。

また、もし自宅療養者がオンラインで医師に診てもらった場合でも、紙もしくは電子処方箋問わず、薬師公会全国連合会のオフィシャルサイトの「送藥到府專區(薬送付専用ページ)」で「薬局の地図」を調べ、自身で薬局と連絡を取り、薬剤師と関係資料を確認後、薬剤師が同様に24時間以内に自宅まで届けてくれるとしています。

黃金舜・理事長は、指揮センターと協議の上、薬剤師が1度薬を届けるのに200台湾元(日本円およそ900円)、離島やへき地、原住民族の集落へは400元(およそ1,800円)の補助金を受けることとなったと説明。

へき地の「1人薬局」では、薬剤師が回らなくなる恐れがあることから、地元の薬師公会がサポートし、別の薬局に支援を求めている。最も重要な原則は、薬剤師が自宅まで届け、薬の品質を確保しなくてはならないという事だと語りました。

現在、台湾の各県市合わせて1800以上の薬局が「薬局マップ」に参加していて、今後もその数は増えていく予定です。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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