アメリカのサリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官は14日、台湾の安全保障に対するアメリカの約束を改めて表明しました。
サリバン大統領補佐官は、ワシントン経済クラブの朝食会に出席した際、中国大陸は現在、ロシアのウクライナでの戦争で得た経験を通じて、台湾への軍事侵攻の準備を進めていると指摘した上で、「アメリカはあらゆる可能な方法を採用して、中国大陸に台湾を侵攻をさせないようにする」と強調しました。
サリバン大統領補佐官は、「我々は、中国大陸が台湾海峡の現状を一方的に変えようとしていることに憂慮を表明している。我々は、彼らが現在、ウクライナで発生しているすべてを詳細に観察し、その中から経験をくみ取っていると考えている」と指摘しました。
また、サリバン大統領補佐官は、ここ数週間、いかなる形式の侵略にも反対するとの発言を行うため、ホワイトハウスは同盟国やパートナーとの交渉に力を入れていると説明し、「もしそのような事態がヨーロッパで発生するのであれば、インド太平洋地域でも発生する可能性がある。責任感を持つ国家であれば、これについて明確な発言を行う義務がある。それがどこで発生しようとも、いかなる種類の侵略も受け入れられないということだ」と述べました。
サリバン大統領補佐官は、「アメリカと台湾の関係は、ウクライナとは異なっている。アメリカと台湾の間には、台湾関係法に基づいた、明確な安全保障のパートナー関係がある。アメリカはあらゆる可能な方法を採用して、中国大陸に台湾侵攻をさせない」と語りました。ただし、サリバン大統領補佐官は、中国大陸が台湾に侵攻した場合、アメリカがどのように対応するかについては、明らかにしていません。