中国大陸に5年間も監禁されていた、台湾の民主運動家、李明哲氏が15日、台湾に戻りました。
台湾で対中国大陸政策を担う、行政院大陸委員会は15日午後、李氏が無事に台湾に戻り、家族と一家団欒することができたことに対して、政府を代表して慰問の意を伝えました。
行政院大陸委員会は、民主主義の理念を伝えることは、罪ではない。台湾の人々は、そのために罪が問われ、監禁されたことに納得できないと述べました。
行政院大陸委員会の邱垂正・副主任委員は、「李明哲氏は、中国大陸の公民社会と民主の発展に関心を寄せている。しかし、中国の裁判所によって『国家政権転覆罪』で起訴され、5年間の実刑判決を受けた。わが国の政府は、民主主義の理念を伝えることに罪はないと思う。一部のメディアは、李明哲氏が帰国後、裁判を受けると報じているが、それは事実ではない」と強調しました。
行政院大陸委員会は、李明哲氏と同じような理由で中国大陸にいる台湾人について、各種のルートを通じて、その状況を把握し、必要な協力を与えると述べると共に、中国大陸に対して、台湾人の中国大陸における権益保護を重視するよう呼びかけました。これこそ、台湾海峡両岸の交流に有益だとアドバイスしています。