今年の世界保健総会(WHA)が5月22日から28日に開催されます。WHAは、世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関です。
外交部の吳釗燮・部長は14日、立法院外交委員会で「台湾の国際組織への参加および関連する国際的支援の確保の進捗状況」について報告しました。
その中で、現在の国際環境は、台湾が推進している国際参加に機会を提供しているとしました。理由として、理念の近い国家が多国間において規則に基づく国際秩序を守るために協力し、台湾の国際参加に世界的に関心が集まっているからだとしました。
また新型コロナウイルス感染症の流行で、台湾が積極的な役割を果たしたことで民主的なパートナーとの好循環が生まれたとしました。
今年のWHO会議への参加促進状況について吳・部長は、まだ招待状は受け取っていないが、国際社会からの更なる支持を得るための努力を続けると述べました。また最も重要なことは、理念の近い国々の支持を集め、拡大することだとし、それが、共同交渉、共同書簡、議会などの声援など、必ず行われるとしました。
吳・部長は、「わたしの態度はいつもこうだ。これは簡単なことではない。すべて一国、一国についてだ。我々は、より多くの国々が我々に声援を送り、さまざまな形で支援してくれることを願っている。」と話しました。
また「インド太平洋経済枠組み」への参加要請の有無について、吳・部長は、現在参加できるよう努力しているとし、すでにアメリカ議会やシンクタンクで台湾を支援する人が多く見られると述べました。
一方、パラオ共和国で開催される「第7回アワ・オーシャン会合(OOC)」に行政院(=内閣)環境保護署の張子敬・署長が出席する件について、吳・部長は、国際組織に参加する際、「我々は当然正式な国名を使用したいと思うが、そうできない場合には、台湾名義で参加する」と話しました。
今回、OOCが“台湾”の使用を許可したことは、大きな前進といえます。
(編集:風間みなみ/王淑卿)