交通部公路総局の陳文瑞・局長はこのほど、台湾の南部を東西に横断する自動車道の「南部横貫公路」が4月末に全線で復旧する見込みだと明らかにしました。
「南部横貫公路」は、正式名称が「省道台20線」で、台湾南西部の台南市北寮から、高雄市甲仙、桃源を経由し、標高が2722メートルある台湾中央山脈の玉山国家公園の大関山トンネルを通過して、台湾南東部の台東県海端を結ぶ、全長154キロメートルの道路です。
この「南部横貫公路」は、2009年8月に台湾を襲ったモーラコット台風(台風8号)がもたらした2日間で3000ミリを記録する猛烈な豪雨によって、各地で土砂崩れが発生し、壊滅的な被害を受けて通行ができなくなっていました。その後、12年余りにわたって区間ごとに段階的に復旧が行われてきましたが、最後まで残っていた天池-向陽間のおよそ20キロメートルの区間が、今年4月末に、通行制限を設けながらも、開通する予定です。
ただし、安全のため通行できるのは9人乗り以下のマイクロバス、5トン以下のトラック、大型重機、オートバイだけで、この区間に入ることができる時間は午前8時から午後1時までで、午後3時にはこの区間からの退去が始まり、午後5時にはすべての車両が退去することが必要です。また、道路と自然を休ませるため、火曜日と木曜日は開放されません。