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パラオの大統領も購入!新品種「水蜜桃蓮霧」、6個で2500元

  • 06 April, 2022
  • 中野理繪
パラオの大統領も購入!新品種「水蜜桃蓮霧」、6個で2500元
行政院農業委員会高雄エリア農業改良場が2年前に生み出した蓮霧(レンブ)の新品種「高雄2号-春之桃」がこのたび「水蜜桃蓮霧」として高価なギフトボックスを市場に打ち出した。(写真:RTI)

行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)高雄エリア農業改良場が2年前に生み出した蓮霧(レンブ)の新品種「高雄2号-春之桃」─。ライセンスを屏東県南州農会に移し、農場と契約して栽培しているが、このたび「水蜜桃蓮霧」として高価なギフトボックスを市場に打ち出した。今年、最高クラスは6個で2500台湾元(日本円約1万700円)。パラオのウィップス大統領も昨年、トラベルバブル協議で訪台した際にその姿に魅了され、40箱以上購入したという。

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蓮霧(レンブ)は、台湾のとても特徴的な果物で、台湾南部・屏東エリアが主要な産地です。伝統的な栽培品種は「南洋種」と「大果品系」で、果実が裂けやすかったり、高温になると色が不均衡になるなどの問題がありました。

そこで、台湾の気候や、消費者の嗜好にあった品種を作るため、農業委員会高雄エリア農業改良場は、2007年から蓮霧の育種を開始。10年の研究開発を経て、2019年に「高雄2号-春の桃」が誕生しました。

果実が大きいだけでなく、色つやも美しく、とてもジューシーです。

しかも、冬の暖房設備のコストも下げることができるほか、害虫に対して比較的強いことから、防虫薬への支出をおよそ30%減らすことが可能となっています。

農業改良場の何素珍秘書

「果実がとても大きい。平均で250グラムあり、現在ある蓮霧の中で最も大きい。しっかりお世話をすれば、500グラムにまで達したこともある。」

「高雄2号-春の桃」は、2020年に屏東県南州農会にライセンスを供与し、農場と契約を交わし、栽培をしています。

果実は見た目が桃のようなピンクであることから、「水蜜桃蓮霧」というブランド名でギフトボックスに入れて販売しています。

販売価格は、9個入り1700台湾元(日本円およそ7300円)、最高品質のものになると、6個で2500元(およそ1万700円)にまで跳ね上がります。

南州農会の黃俐甄・総幹事

「新竹サイエンスパークのハイテク産業で働く若者たちが、旧正月前に農会が収穫した蓮霧を等級分けをしたとき、2台の車でやってきて、数箱買いたいと言い、全部買っていったことがある。その日の競り市場では何も残っていなかった。」

「水蜜桃蓮霧」のシーズンは1月から6月。果実の色は、冬から春にかけては赤色、夏にはマカロンのような淡いピンク色となります。

皮が薄いことから、従来の蓮霧と比べ、歯が悪いけれど蓮霧が好きだという年配の方にも食べやすくなっています。

この蓮霧を魅了するのは台湾の人だけでなく、昨年、トラベルバブルの協議のために来台したパラオのウィップス大統領もその見た目に惹かれ、40箱あまりを注文しました。

その人々を魅了する力は、蓮霧界の「エルメス」とも呼ばれています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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