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パラオの大統領も買う!新種の蓮霧「春の桃」

  • 02 April, 2022
  • 王淑卿
パラオの大統領も買う!新種の蓮霧「春の桃」
高雄区農業改良場は、台湾の気候に適し、しかも、消費者が好きな品種を育成するため、2007年から蓮霧の育種を始め、10年間の研究開発を経て2019年に「高雄2号-春の桃」を誕生させた。「高雄2号-春の桃」はこれまでの蓮霧より大きく、色がきれいで、皮が薄くててジューシーです。栽培農家は、冬の加温施設のコストを節約することができるほか、病虫害も少ないため、30%の農薬の使用を減らすことができる。(写真:RTI)

台湾南部・高雄市にある、行政院農業委員会高雄区農業改良場が3月31日、蓮霧(レンブ)の新品種、通称・春の桃の「高雄2号」のギフトボックスを発表しました。高雄区農業改良場は、南部・屏東県南州農会(農協)に権限を授与し、ファームと契約を結んでそれを栽培することにしています。

蓮霧(レンブ)の主な栽培地は、南部・高雄と屏東にあります。これまでは南洋種と大果品系を主として栽培されていますが、これらの品種には、裂果と高温の環境の下、色が不均衡になるなどの問題があります。

高雄区農業改良場は、台湾の気候に適し、しかも、消費者が好きな品種を育成するため、2007年から蓮霧の育種を始めました。10年間の研究開発を経て2019年に「高雄2号-春の桃」を誕生させました。

「高雄2号-春の桃」はこれまでの蓮霧より大きく、色がきれいで、繊維が柔らかくてジューシーです。栽培農家は、冬の加温施設のコストを節約することができるほか、病虫害も少ないため、30%の農薬の使用を減らすことができます。

高雄区農業改良場の何素珍・秘書は、「『高雄2号-春の桃』は、1個当たり250グラムほどと大振りで、現在台湾で生産されている蓮霧の中で最も大きい品種だ。一個500グラムまで大きくなる可能性もある」と説明しました。

桃のような淡いピンクをする、「高雄2号-春の桃」は、「水蜜桃蓮霧」というブランドのギフトボックスとして販売されています。2キログラム9個入りは1,700台湾元(約7,200日本円)、最高級品は6個入り2,500台湾元(約1万日本円)となっています。

「水蜜桃蓮霧」の生産期は、1月から6月まで。皮の色は、冬から春にかけては赤く、夏に収穫するものは、焼き菓子・マカロンのような淡いピンクになるのが特徴です。昨年、パラオのスランゲル・S・ウィップス・Jr・大統領が台湾を訪問した際、その色に惹かれて40箱あまり予約しました。その魅力から蓮霧の「エルメス」という美名があります。

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