ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相が28日、「非友好国」に指定した台湾や日本などの国々の国民に対し、ロシアへの入国を制限する措置を実施する可能性を示唆しました。
これについて、外交部の欧江安・報道官は、ロシアは、まだその実施を検討しているところだ。入国制限の対象となる国々のリストや具体的な措置をまだ公表していない。しかし、それは国民の、ロシアへの公務、商務、留学や遊学の利便性に影響を及ぼすため、外交部と在外公館は、常にそれを注視しており、新たな動きがあったらただちに国民に説明すると述べました。
欧江安・報道官によりますと、現在ロシアには台湾人が約180人います。代表処は彼らと密に連絡を取っています。ロシアに行きたいものの、ビザが出ない、或いは現地における生活が困難であるなどの連絡を受けていないということです。
欧江安・報道官は、ロシアは3月7日、台湾、日本、アメリカ、ヨーロッパ連合(EU)の国々、オーストラリア、ニュージーランドなどの48ヶ国を「非友好国」のリストにいれました。経済面から見た場合、ロシアは、台湾の工業が必要とする物資の主な輸入先ではない。それに加えて、台湾は石油と天然ガスの調達先について分散化政策を実施しているため、経済・貿易とエネルギーにおいてロシアに対する依存度があまり高くないと説明しました。