乗客498人が乗っていた在来線・台湾鉄道の特急列車・太魯閣号(タロコ号)が昨年(2021年)4月2日午前9時28分、東部・花蓮県秀林郷にある、清水トンネル前で脱線事故が発生、運転士を含む49人が亡くなり、213人が重軽傷を負う大惨事となりました。この脱線事故は、台湾の鉄道史上で死者が二番目に多い事故です。
この大惨事から満一年となる前の29日午後、全国火車駕駛産業工会(全国電車運転士産業組合)は、記者会見を開き、安全の問題が政府に重視されず、台湾鉄道の電車運転士が安全でない労働環境に置かれているとして、5月1日のメーデーに合法的な手続きを踏まえて休暇をとると明らかにしました。
5月1日のメーデーに休む、または残業を拒否することは、労働者の合法的な権益です。29日時点では、メーデーに残業をしないと表明した台湾鉄道の電車運転士は9割に上っているということです。