全米民主主義基金(National Endowment for Democracy, NED)のデイモン・ウィルソン(Damon Wilson)会長一行が27日に台湾を訪れ、30日まで滞在します。ウィルソン会長は滞在期間中、記者会見を開き、台湾の「台湾民主基金会」などの市民団体と協力し、今年10月24日から27日まで、北部・台北市で民主化運動世界大会「World Movement for Democracy」を開催することを発表します。
外交部は、民主化運動世界大会が台湾で開催されるのは初めてだ。それは台湾が民主政治で挙げた成果が国際社会に認められていることを示すと共に、今年1月の「民主主義サミット(Summit for Democracy)」で台湾が提示したコミットメントの一つを実現することでもあるとし、これを心より歓迎すると述べました。
ウィルソン会長一行は訪問期間中、蔡英文・総統、行政院の蘇貞昌・院長(=首相)、立法院の游錫堃・院長(=国会議長)を表敬訪問するほか、外交部の呉釗燮・部長(=外相)主催の宴会に出席したり、市民団体との交流を深めたりします。
外交部は28日早朝に出したニュースリリースで、全米民主主義基金は、台湾と頻繁に交流を行い、長期にわたって台湾の民主主義の発展に関心を寄せているとして、「一行の訪台を歓迎する」と表明しました。
外交部によりますと、全米民主主義基金の積極的な働きかけもあり、台湾では2003年に「台湾民主基金会」が設立されました。双方はさまざまなプロジェクトの推進で協力し、インド太平洋地域における民主主義や人権の普及にも努めています。今回は、ウィルソン氏にとって2021年7月の会長就任以降、初のアジア訪問となります。その最初の訪問先に台湾が選ばれたことは、全米民主主義基金の台湾に対する重視を示しているということです。