マーシャル諸島共和国のデイビッド・カブア(David Kabua)大統領夫妻が中華民国政府の招きに応じ、代表団を率いて3月21日から25日まで台湾を公式訪問しています。蔡英文・総統は22日午前、総統府前広場で盛大な栄誉礼を行い、代表団一行を歓迎しました。
蔡・総統は、あいさつの中で、これは、カブア大統領就任後、初の台湾訪問。カブア大統領は、新型コロナウイルスのパンデミック発生後、台湾を公式訪問する太平洋の国交樹立国の初めての国家元首でもあると紹介、政府と国民を代表して心から歓迎を表したいと述べました。
蔡・総統はまた、中華民国がマーシャル諸島共和国と1998年に外交関係を結んで以降、各分野で積極的に協力関係を構築し、豊かな成果を挙げていると指摘、カブア大統領の台湾訪問により、双方の関係がさらに緊密になるよう期待を示しました。
蔡・総統は、「国際情勢が激しく変化しているにもかかわらず、台湾とマーシャル諸島共和国は、常に支え合っており、各種の挑戦を乗り越えてきた。各分野においても引き続き協力関係を強化し、豊かな成果を挙げている。カブア大統領の台湾訪問により、双方の関係がさらに緊密になり、より多くの交流と協力が行われると信じている」と述べました。
カブア大統領は、あいさつの中で、国際情勢が目まぐるしく変化し、各種の挑戦に満ちた今日、民主主義国家は、さらに一致団結すべきで、そして台湾にしかるべき地位を与え、台湾による国際社会への参加を認めるべきだと語りました。
カブア大統領は、「後ほど、マーシャル諸島共和国の政府と国民による決議文を蔡・総統閣下に手渡す。この決議文では、台湾の支持に対する感謝の気持ちを表明するほか、国連に対しても、台湾の2,360万人に対する不当な差別的取り扱いをやめるよう、ただちに行動するよう求めた」と説明しました。