中央銀行は17日、インフレを抑制するため、政策金利を0.25ポイント引き上げると発表しました。18日から実施されます。利上げは2011年7月1日以来、10年ぶりとなります。
中央銀行の楊金龍・総裁は、利上げを決めた要因について、(1)ロシア軍のウクライナ侵攻により輸入インフレーションの圧力が増大していること、(2)台湾の労働市場がコロナ禍前まで回復していること、(3)欧米諸国が利上げに踏み切っていることの3つを挙げました。
楊金龍・総裁は、「利上げの主要な目標は、インフレ抑制だ。政府が供給面から物価を抑えれば、なおさらいい。各シンクタンクは、物価の予測値を上方修正している。これらの上方修正は、各国の台湾の経済に対する予測にあまり大きな影響を及ぼさない。台湾のインフレはまだコントロール可能な状態。インフレを抑制し、物価の安定を図ることは、国家の中長期の発展にも有利だ」と説明しました。
なお、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)は16日、3年3カ月ぶりに政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めたばかりです。約40年ぶりの物価上昇を抑え込むのが狙いです。